電力日誌

自然エネルギーの普及に向けて、出来ることからコツコツと

はじめに

当ブログにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

太陽光発電を中心とした再生可能エネルギー関連の会社にて、設計業務をしております。dragonryomaと申します。

 

太陽光…皆さまどのようなイメージをお持ちでしょうか。

 

私が入社した7年前、東日本大震災により原発神話が崩壊し、FIT制度の追い風もあり、代替エネルギーとして太陽光発電が爆発的に広まっていく、正に渦中といった状況でした。

 

その急速な増加の反面、様々な社会的問題を引き起こしていることも事実です。

景観破壊や水害を懸念する近隣住民の方々とのトラブル、太陽光発電所建設による事実上の環境破壊、再生可能エネルギー発電促進賦課金による電気料金の上昇、主に建材一体型のモジュールによる出火、風によるモジュールの飛散…数え上げたら切りがありません。

 

太陽光発電に関わる仕事をしており、太陽光支持のバイアスがかかっていると自覚のある私ですら、世間一般「今の太陽光」には悪いイメージがあるのではないかと、考えてしまいます。

 

しかし温暖化の進む今の地球で、再生可能エネルギーへの切替えは急務であり、政府の第五次エネルギー基本計画でも「2050年:再生可能エネルギーの主力電源化」といった論調で示されています。

そして、再生可能エネルギーを主力電源とするためには、太陽光発電の普及は必要不可欠です。

 

しかし太陽光発電などの分散型電源を数多く一般家庭や事務所、工場に普及させるためには、信頼面、技術面、資金面、人材面、などなど様々な壁を乗り越えなければなりません。

 

それら(資金面は除く)を解決のため、わずかでも自分にできることとして、

一、自己研鑽

  電気を中心としたエネルギー関連技術の勉学に励む

二、情報発信

  自己研鑽の過程で得た情報を発信することで、他の誰かが電気やエネルギーへの興味を持つきっかけとなる

この二つに継続的に取組みたい思い立ち、当ブログを開設しました。

 

 

大変長くなってしまいました。

当面は、電験二種の勉強も兼ね、法規の数値関係をまとめた記事を更新していこうと思います。

引き続き見守っていただけたら、大変嬉しく思います。